2019年10月31日、函館市立弥生小学校において、6年生児童33名を対象とした理科「電気の利用」という公開授業が実施されました。具体的には、電気の性質や働きに適するプログラミングをしたり、身の回りで電気やセンサーを使用した道具を見直すことを目指していました。
本記事では、この公開されたmicro:bitを用いた公開授業の情報をご紹介いたします。
学年 |
小学校6年生 |
教科 |
理科 |
単元 |
電気の利用 |
情報提供者 |
函館市立弥生小学校 |
教材タイプ |
タブレット |
仕様ツール |
micro:bit、拡張ボート(TFab Works社製 TFW-RK2) |
都道府県 |
北海道 |
*概要:
設備:
この学習では、クラス児童が3、4人ごとにグループ を作って、タブレットPCとmicro:bit、人感センサー とスイッチを備えた拡張ボード(「理科ボード」TFab Works社製 TFW-RK2)、LEDライトとUSBファン (それぞれ街路灯と扇風機のミニチュアとして利用)、A3用紙にカラー印刷された各種命令用ブロックの一覧表、ワークシートを携えて相談をしていました。ワ ークシートには、前時までに学習していたフローチャートを使ってプログラムの骨格を表現していました。 各班とも、明るさや温度の入力値が変わることで、フ ァンやLEDの反応を変化させるにはどうプログラミングすればよいのかを話し合っていました。
実態:
市内の教員向けに提案された「研究授業」の一つで あったことから、ふだんの担任教員ではなく他校の教員が授業者を務めていました。しかしそうした「外的な事情」とは全く無関係に、いずれの班も課題に集中していました。一部の班で、作成したプログラムの改変に手間取る場面がありました。また授業を実施した「視聴覚教室」が、周囲壁面を大型テレビ数台で囲む環境であっ たことから、授業終盤にいくつかの班で作成したプログラムをテレビ画面に送出したために、非常にスムーズな情報共有が図られていました。
以下は指導案となります。
この授業で使用された拡張ボートの相関情報(商品紹介):
使用されたサンプルコード:ダウンロード